特集
子育てと仕事の両立
仕事と子育て、どちらもフレキシブルな対応が求められるこの時代。
バランスが大事になってくる二つをどのように両立しているのか、
絶賛子育て中のパパ&ママに話を伺ってみました。
H.T
PROFILE
アニメビジネス部 部長。2022年入社。
K.M
PROFILE
IPマーケティング部デジタル企画グループ グループ長。2022年入社。
お仕事内容と、簡単な家族構成を教えてください。
K.M:
IPマーケティング部のデジタル企画グループに所属してます。
家族構成は、夫と5歳の息子が1人、ネコが1匹です。
ドリコムに入社したきっかけを教えてください。
H.T:
きっかけは今の本部長との会話の中でしたね。新しく出版・映像事業を立ち上げるということで、「面白そうだな。やりがいがありそうだな」っていうところでチョイスしました。
ドリコムはすごいフランクで自由にやらせてくれるなっていうところは感じました。
それは勤務環境も含めてなんですが。
K.M:
ちょうど「転職をしたいな」というふうに考えていて。転職エージェントの方から「おすすめの企業がありますよ」と紹介されたのが最初です。
入社を決めた理由は二つあって、一つは新しいチャレンジができること。
出版部門の立ち上げの電子書籍に携われるっていうことは、今まで経験したことがなかったので「チャレンジできるな。すごく楽しそうだな」と思いました。
あともう一つは、リモートワークが併用でき、職種・業務内容と個々人の状況に応じて対応いただけるので入社を決めました。
仕事と家庭を両立しながら一日をどんなスケジュールで過ごしてますか?
K.M:
家庭の中では、やっぱり小さい子どもがいるので分刻みで動いてる部分があるんです(笑)
大体、6時半から7時の間に起床して、朝食とか家事をして、8時前ぐらいに息子を起こして一緒にご飯を食べ、8時半から9時の間に保育園に送っていきます。そこから家に戻り次第、リモートワークをはじめて……。業務が多岐にわたるので、その日によって動きが変わるんですけれども、大体、昼休みを取ると同時に夕飯の用意をそこでちょっとしたりとか、あとスーパーに買い物に行ったりとかしたりとかしてます。
で、夕方の18時15分ぐらいぐらいに業務を終えて、保育園に18時半までに迎えにいって、その後夕食を食べ、子どもをお風呂に入れ、読み聞かせをして、21時半から22時の間に就寝という感じです。かなり細かく言いましたが(笑)
H.T:
僕もK.Mさんと非常に似てて。6時半から7時の間に起きて。大体、僕が朝飯を用意するのでトーストを焼いたりします。7時半ぐらいまでに朝食が終わって。皿洗いをしながら洗濯を終わらせて、片づけたりしながら子どもとちょっと遊んだり。で、8時過ぎに子どもを保育園に連れていって。出社するときはそのまま出社しちゃいます。
うちは共働きなので、そこは分担なんですけど、妻が出社するときは僕が在宅にして迎えにいく。
そのときは大体17時半ぐらいには仕事を終えて保育園に迎えにいってます。その後、18時ぐらいから子どもをお風呂に入れて、夕食を用意して。妻と子供は21時くらいには寝てしまいますね。
仕事と子育てとの両立で大変なことは何かありますか?
また、それをどう克服していますか?
H.T:
子どもが病気になると保育園に連れていけないので、妻と交代で子どもを見ています。その時は二人とも在宅にしなくちゃいけないのが大変ですね。
K.M:
今まで一番大変だったのは、子どもが2歳から3歳のときですね。
H.T:
そうだよね。
K.M:
俗にいう「イヤイヤ期」っていうやつで。まだ小さいから自分の気持ちも言葉に出せないんだけど、子どもも自己主張が出てくるみたいな。でも、まだ小さいから全部自分ではできないっていう時期が一番、育児の両立がつらかったかもしれないですね。毎日「あと1分、あと2分…(汗)」って言いながら保育園に迎えに行っていた時期が一番つらかったです。
H.T:
なるほどね。
K.M:
やっぱり、子どもと一番に接する自分の気持ちに余裕がないと、子どもにも連動するんですよね。それが分かってから、子どもの夕食、お風呂、寝かしつけをした後にも続けてた業務をきっぱり止めて、業務を時間内に収めるような形にしました。子どもの成長に合わせて仕事のやり方をリバランスしてくしかないんじゃないかなと思っています。
H.T:
Mさんほどじゃないかもしれないですけど、私もルーティンや、やることは決めてますね。朝、これやって、あれやって、とか。
K.M:
これ待ってる間に何かやる、とか。
H.T:
そうそう、妻と手分けして。
K.M:
お風呂ためてる間に洗濯物をたたむ、とか。そういうことの積み重ねで時間を抽出してる感じです。
H.T:
自然とそうなっていっちゃう。
K.M:
じゃないと、睡眠時間を削ることになっちゃいますよね。
限られた時間の中でどう高いパフォーマンスを仕事で出すかを常に考えてます。
やっぱり、前よりも優先順位のつけ方と時間っていうことは、かなりこだわるようになったなと思います、子ども産んでから。
子育てをすることで仕事に対しての意識は変わりましたか?
H.T:
変わりました。
仕事をする時間と子どもと向き合う時間のメリハリをつけた方がいい仕事できるんじゃないか、と思うようになりましたね。
K.M:
やっぱり、効率的に動けるようになったっていう部分と、あとは精神面ではかなりタフになったなっていうのがあります。
「なんとかなる」みたいな、ポジティブな感じにはなったな、と。
あとは、息子が見て恥じない母でいたいという思いが強くなったので「ちゃんと仕事したいな」と思っています。
「ママって頑張ってるよね」って息子が思ってくれるような仕事をしたいなと強く思うようになりました。
会社の中で周りのサポートを感じることはありますか?
K.M:
子どもが風邪をひいたときにチームのメンバーが業務をサポートしてくださったりとか。
あと声がけですかね。今日のこのミーティングは無理して出席することないよ、とか。
そういう優しい言葉をかけてくれるのは嬉しいですね。
ママ、パパじゃなくても、柔軟に働きたい意識がある人や優しい人が多い組織が一番いい組織だと思っているので。
もちろん、その「柔軟」の裏側には仕事で成果を出す、というのはあるんですけどね。
子育てする中で楽しかったこと、嬉しかったことなどありますか?
H.T:
やっぱり、仕事でちょっと疲れたなと思った時に、子どもと一緒にお風呂に入っていると、すごく幸せだなとは思いますね。
仕事を頑張りながら、子育てもしてよかったなと思います。
K.M:
いいことの方が多いです!
一番感じるのは、花鳥風月じゃないですけど、ちっちゃい子っていろんなものを愛でるんですよね。
自然とか、行事も大切しますし。子どもと一緒に過ごしてて穏やかになるなって。
H.T:
目線が変わって、街を歩いたり電車に乗っていても、小さい子どもとかがものすごい気になってきて。
「大丈夫かな」とか、ある意味、周りに気を使うようになりました。周りの見方が変わったというか。
あとは、あんまりないですけど、仕事で誰かにイライラすることがあっても「あっ、この人にも子どもいるんだよなぁ」と思って(笑)
K.M:
「この人も人の子だ」みたいな。人類愛が(笑)
H.T:
見方がだいぶ変わるな、と。
「あっ、この人も家族がいて大変なことをしてるんだろうな」とか思うようになりました(笑)
最後に一言メッセージを!
K.M:
楽しいこととか、うれしいこととか多いですし、人生という物差しで考えたとき、子育てをしている期間ってほんのちょっとなんですよ。
なので、俯瞰して自分の人生考えてみたときに、子どもがいる人生ってやっぱり面白いことが多いです!
H.T:
周りにめちゃくちゃ助けられてるなっていうのを如実に感じます。
この人たちがいないと成り立たないとか。
保育園の人とか、周りの人への感謝を今まで以上に持つようになりました。
子育ては大変な面もありますけど、社会に助けられて生きているんだなっていうのは実感するようになりましたね。
H.T:
出版・映像事業部のアニメビジネス部のTです。
仕事で主にやっていることは、まさにアニメ事業の開発、そしてアニメビジネスの推進準備、実施をしてます。
家族構成は、私、妻、子どもの3人です。男の子で、もうすぐ3歳になります。