DREノベルス
汝、暗君を愛せよ4
一つの時代の 終わりと始まり「ぼくは、うまくやれただろうか」 グロワス十三世の治世開始より二十余年。王太子はじめ次世代を担う若者たちが育つ一方で、王国を取り巻く状況は風雲急を告げるものとなっていた。プロザン王フライシュ三世の死に端を発する国際秩序の地殻変動は列強各国を巻き込んだ大戦争へと発展し、その一角たるサンテネリもまた望まぬ戦に絡み取られた。戦時下の社会不安が体制への不満を増幅せしめ、共和主義者の台頭さえ危ぶまれる中、枢密院は難しい舵取りを迫られることとなった。代わり映えのせぬ陰鬱な日々に人々は願う。新しい”何か”を。 そしてついに、旧い陽は沈みゆく。黄昏が訪れる。 わずかに残された時間の中で、果たして王は何を残しうるのか。
書誌情報
発売日
2026年9月10日
定価
1,760円(本体1,600円+税)
ISBN
978-4-434-38394-6